日本航空（JAL/JL、9201）は4月15日、国内線が乗り入れる羽田空港第1ターミナルのうち、北ウイング2階の出発エリアを17日から閉鎖すると発表した。北ウイングのカウンターや保安検査場、ラウンジは閉鎖となり、南ウイングに集約する。中国から拡散した新型コロナウイルスにより、需要が大幅に減少しているため。
国内線の大幅減便で羽田第1ターミナル北ウイング出発エリアを閉鎖し南ウイング（写真）に集約するJAL＝20年4月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JALは通常、北ウイングを北海道と東北、北陸、東海、近畿方面への出発、南を中国と四国、九州、沖縄方面への出発に分けているが、12日から19日までの減便率が49％と週ベースで最大になっており、出発エリアを南ウイングに集約することを決めた。
JALは夏ダイヤ初日の3月29日から4月28日までの期間で、計画便数の32％に当たる国内線を運休・減便する。
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