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エアバス、納入1万2000機到達 デルタ航空にA220

 エアバスは現地時間5月20日、総引き渡し機数が1万2000機に達したと発表した。1万2000機目となったのはデルタ航空(DAL/DL)のA220-100型機(登録記号N113DQ)で、カナダ・ケベック州ミラベルにある最終組立工場で引き渡した。

エアバスの引き渡し累計1万2000機目となったデルタ航空のA220-100=PHOTO: Patrick Desrochers/Airbus

エアバスの引き渡し累計1万2000機目となったデルタ航空のA220-100で描いた航跡(エアバス提供)

 エアバスは1974年5月10日、初の旅客機となるA300B2-100の初号機(F-BVGA)をエールフランス航空(AFR/AF)へ納入。1万機目は2016年10月14日に、シンガポール航空(SIA/SQ)へ引き渡したA350-900(9V-SMF)で、2年7カ月で2000機を引き渡したことになる。

 納入1万2000機目となったデルタ航空のA220-100は、5月8日にケベック上空で飛行試験を実施。1万2000を意味する「12K」を航跡で描いた。

関連リンク
Airbus [1]
エアバス・ジャパン [2]
デルタ航空 [3]

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