ボーイングは現地時間3月13日、1万機目の737型機となるサウスウエスト航空（SWA/WN）向けの737 MAX 8（登録番号N8717M）が、米レントン工場の生産ラインを離れたと発表した。1万機達成は、ギネス世界記録に認定された。
1万機達成がギネス認定されたボーイング737型機（同社提供）
737最初のモデル「737-100」は、1967年4月9日に初飛行。737は2006年に5000機達成がギネス世界記録に認定されている。5000機まで約40年掛かったのに対し、1万機には12年で到達した。
ボーイングは、737の生産レートを現在の月産47機から、今年後半には同52機に増産する見通し。2月末時点の受注リストによると、737の受注は1万1344機で、6729機を引き渡し済み。受注残は4615機となっている。
関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
・ユナイテッド航空、6月に737 MAX 9就航 年内10機導入へ [3]（18年2月20日）
・737 MAX 9、FAAから認証取得 数週間で初号機納入 [4]（18年2月17日）
・ボーイング、737 MAX 10の仕様決定 胴体最長、20年納入開始 [5]（18年2月7日）
・737 MAX 7がロールアウト 19年就航へ [6]（18年2月6日）
・シルクエアー、日本初の737 MAX定期便 広島－シンガポール、週3往復 [7]（17年10月30日）
・ボーイング、737 MAX日本初受注へ ジャパンインベストメントアドバイザーから [8]（17年6月21日）
・ボーイング、737 MAX 10ローンチ ライオンエアなど発注へ [9]（17年6月20日）
・高い旋回性アピールした737 MAX 8 写真特集・ファンボロー2016展示飛行（2） [10]（16年8月17日）
・初代737から半世紀経た新型機 写真特集・737 MAX、シアトルで初飛行 [11]（16年2月2日）