ボーイングは現地時間1月22日（日本時間23日）、737型機の発展型で新型エンジンを採用した737 MAX 8の初号機（登録番号N8701Q）の初飛行を、29日（現地時間）に予定していると発表した。天候などの理由により、変更になる可能性がある。
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1月29日に初飛行を予定している737 MAX 8の初号機＝15年12月8日 PHOTO: Jim Anderson/Boeing
737 MAXはCFMインターナショナルが開発した新型エンジン「LEAP-1B」を搭載。翼端に新型ウイングレット「アドバンスト・テクノロジー・ウイングレット」を備え、現行の737NG（次世代型737）と比べて、燃費を20％改善する。
2015年12月8日には、ワシントン州レントン工場でロールアウト。垂直尾翼に「8」と大きく描かれた機体が姿を現わした。
737 MAXファミリーは、737 MAX 8（1クラス最大189席）と同機をLCC向けにした737 MAX 200（200席）のほか、1クラス最大149席の737 MAX 7、同220席の737 MAX 9の計4機種で構成。ローンチカスタマーであるサウスウエスト航空（SWA/WN）への初号機引き渡しは、2017年7-9月期（第3四半期）を計画している。
737 MAXは12月末現在、3072機受注している。
競合のエアバスは、A320neoの初号機（登録番号D-AINA）を、1月20日にルフトハンザ ドイツ航空（DLH/LH）へ引き渡した。
関連リンク
Boeing [4]
ボーイング・ジャパン [5]
写真特集
・初代737から半世紀経た新型機 写真特集・737 MAX、シアトルで初飛行 [1]（16年2月2日）
737 MAX初飛行（現地取材）
・ボーイング、737 MAXの初飛行成功 [3]（着陸編・16年1月30日）
・ボーイング737 MAXが初飛行 燃費向上型、17年納入開始 [2]（離陸編・16年1月30日）
737 MAX関連
・ボーイング、737 MAXの初飛行1月29日に [6]（16年1月23日）
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・横浜ゴム、737 MAXに飲料水用タンク供給 ボーイングと契約更新 [9]（14年12月16日）
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