国産初のジェット旅客機「MRJ」を開発中の三菱航空機は、初飛行に向けてシンボルマークを制作し、10月から導入した。全社一丸となって取り組むためのもので、社内で使用する。
＊名古屋空港を離陸しました。
・MRJが初飛行 YS-11以来53年ぶり、”11″並びの日 [1]（15年11月11日）
三菱航空機が導入したシンボルマーク（同社提供）
シンボルマークにはMRJのロゴとイラストを配置。上部にはラグビーでなじみのある「One for All, All for One」のスローガンを記載し、初飛行に臨む。
三菱航空機によると、シンボルマークは社内用に制作した“盛り上げツール”のようなものだという。機体に貼る予定はない。
MRJは10月27日、国土交通省航空局（JCAB）の飛行前審査を受審。29日には飛行許可を取得した。今後、高速走行試験を実施し、初飛行に備える。
初飛行は11月9日から13日までの期間に予定。実施日は初飛行前日に発表する。
前回予定していた10月26日から30日までの初飛行計画期間中は、飛行試験に使用する県営名古屋空港の展望デッキや駐車場屋上について、愛知県が安全上の問題を理由に全面閉鎖を発表していた。
関連リンク
三菱航空機 [2]
＊名古屋空港を離陸しました。
・MRJが初飛行 YS-11以来53年ぶり、”11″並びの日 [1]（15年11月11日）
初飛行に向けての動き
・MRJ、国交省から飛行許可 11月9日以降初飛行へ [3]（15年10月29日）
・MRJの初飛行、11月9日以降に 5度目の延期 [4]（15年10月23日）
・MRJ初飛行時、名古屋空港の展望デッキ閉鎖 [5]（15年10月23日）
・MRJ、初飛行は10月26日以降 [6]（15年9月30日）
開発の進捗状況
・MRJ、初飛行で操縦特性確認 米国試験は16年夏 [7]（15年9月2日）
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パリ航空ショーに出展
・MRJの性能向上「可能性探る」 森本社長インタビュー 特集・パリ航空ショー2015（2） [9]（15年6月29日）
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受注状況
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2014年10月にロールアウト
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