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トキエア、和田氏が共同代表退任 2年連続で債務超過

 新潟空港を拠点とするトキエア(TOK/BV)は6月23日、株主総会を開き、共同代表の和田直希氏の取締役再任を反対多数で否決し、和田氏は代表取締役を退任した。初代社長の長谷川政樹氏が単独で代表を務める体制に戻った。

トキエアの共同代表を退任した和田直希氏(中央)、長谷川政樹代表(右)、取締役の堀江貴文氏=25年10月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

長谷川氏の単独代表体制に戻ったトキエア=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 和田氏はエンターテインメント企業LAND(東京・渋谷)の代表で、昨年6月から共同代表としてトキエアの経営に参画。LANDはトキエアの株式を32.34%取得し、株主となった。また、LANDには実業家の堀江貴文氏が率いるHIUインベストメントが出資している。今年3月末時点で、LANDはトキエア株を29.36%持つ筆頭株主となっている。株主総会で、堀江氏は取締役に再任された。

 トキエアの機材は、ATR製ターボプロップ(プロペラ)機ATR72-600型機(1クラス72席)が2機、ATR42-600(同46席)が1機の計3機。新潟-札幌(丘珠)、中部、神戸、中部-丘珠の4路線を運航しているが、すべて曜日運航で、中部-丘珠線は9月1日から運休する。

 国土交通省によると、トキエアの2025年の年間搭乗率は54.0%(前年比6.1ポイント上昇)で、年間輸送人員(≒旅客数)が9万1894人、提供座席数は17万222席だった。今年4月の搭乗率は41.9%(前年同月比0.2ポイント低下)で、輸送人員が6324人(19.9%増)、提供座席数は1万5098席(20.4%増)となっている。

 2026年3月期の決算は、純損益が24億2290万円の赤字(前期は26億2962万円の赤字)。売上高は前期比32.3%増の11億7990万円、営業損益は25億5199万円の赤字、経常損益は25億6475万円の赤字で、2期連続で債務超過となっている。債務超過の額は29億4684万円で、前期の6億2294万円から23億2390万円増加している。

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