日本航空(JAL/JL、9201)は5月22日、都市と地方の2つの拠点で生活する「2拠点居住(二地域居住生活)」の実証実験を7月から開始すると発表した。各拠点と地域を往来するのに必要な「移動(航空券)」と「住居」をパッケージ化し、サポートする「コンシェルジュサービス」を付帯したもので、今年度は札幌市を対象とし、航空券を利用者自身で予約できるようにする。

7月から今年度の実証実験を始めるJAL 2地域居住クラブ(同社サイトから)
同サービスは片道の航空利用が月4回と6回から選べ、普通席のみの「基本プラン」と、クラスJにも搭乗できる「プレミアムプラン」を用意する。対象路線は羽田・伊丹・関西・中部の「本拠地空港」と新千歳空港を結ぶ路線で、月6回コースは本拠地空港と北海道内空港を結ぶ路線のほか、道内路線も利用できる。いずれも対象は直行便のみ。
住居は札幌市内中心部のマンションを用意し、基本プランは35平方メートル程度の1LDKを、プレミアムプランは40平方メートル程度の1LDKか2DKを利用できる。いずれも基本的な家具・家電が付いており、寝具は別途レンタルで利用できる。入退去時には別途費用がかかる。このほか、北海道在住の専用コンシェルジュが滞在時にサポートする。
従来の航空券予約はコンシェルジュを経由していたが、今年度は利用者自身で予約・発券できるようにした。
実施期間は7月1日から12月31日までで、1カ月単位で申し込みができる。募集期間は5月22日から6月7日まで。JALカード会員が対象で、1組2人で応募でき、各日最大20組40人まで利用できる。
羽田発着の1カ月あたりの利用料金は、基本プランが29万6000円から、プレミアムプランが41万2000円から。10-12月の「スタンダード期」と7-9月の「ピーク期」で料金が異なる。また、中部・伊丹・関西発着は追加料金が別途かかる。
関連リンク
JAL 2地域居住クラブ [1](JAL)
日本航空 [2]
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