GEエアロスペースは5月19日、日本航空(JAL/JL、9201)とボーイング787型機のアビオニクス・システムサポートを対象とした10年間の整備・オーバーホール契約を結んだと発表した。契約は豪州ブリスベンにあるGEエアロスペースの施設で調印した。

JALの787-8=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
契約に基づき、GEエアロスペースのブリスベン整備拠点が、JALと子会社が運航する787のアビオニクス・システム向けに、修理と在庫提供サービスを担う。プログラム管理と部品サポートは、シンガポールのGEエアロスペースが主導し、同社の地域ネットワークを活用してJALの運航を支援する。
GEエアロスペースは、今回の契約対象となる787のコモン・コア・システムと関連アビオニクス・システムの製造元。同社にとって、日本の顧客と結んだ初のアビオニクス・システムのカスタマーサポート契約になるという。
JALエンジニアリングの川口雄太執行役員部品サービスセンター長は、GEとの今回の協業を通じ、コンポーネント(部品)の品質向上と運航の継続的な安全性確保に努めるとコメントした。787のアビオニクス・システムの製造元として、GEエアロスペースの技術的専門知識と統合的なサポート能力に期待を示した。
GEエアロスペースのアビオニクス部門ゼネラルマネージャー、マット・バーンズ氏は、JALとの長年にわたる関係を強化する新たな一章になると述べた。
JALは、GEエアロスペース製GEnx-1Bエンジンを搭載した787を53機含む、117機のワイドボディ機を運航している。
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