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エミレーツ航空、国際線96%復旧 成田増便は10月から

 エミレーツ航空(UAE/EK)は、中東情勢の悪化による運航混乱後の国際線ネットワークを96%まで復旧したと発表した。現在は72カ国137就航地へ週1300便以上を運航しており、供給量は混乱前の75%相当まで回復した。

成田発着を10月から増便するエミレーツ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 情勢悪化による混乱期間中も、減便により運航を継続。現地時間5月4日の発表によると、3月1日から4月30日までの2カ月間に、470万人を運んだという。エミレーツは北米・中南米や欧州、アフリカ、西アジア、中東・湾岸諸国、東アジア、豪州・ニュージーランド方面で段階的に運航を再開してきた。

 日本路線は現在、成田、羽田、関西の3空港へ旅客便を毎日運航している。このうち成田線は、2便目の運航開始を10月26日へ延期し、同日から週14往復(1日2往復)となる。貨物便は関空へ週2便、成田へ週1便運航しており、成田は5月22日から週2便に増便する。

 また、エミレーツは現在、利用者向けに予約変更や乗り継ぎ支援も用意。4月2日以降の予約客は、全クラスで1回の日付変更を無料にする。エミレーツで予約した利用者は、運賃を24時間無料で保持することもできる。

 ドバイでの乗り継ぎ時間が6時間から26時間となる対象旅客には「Dubai Connect(ドバイ・コネクト)」を提供。4つ星または5つ星ホテルでの無料宿泊、空港送迎、食事を用意し、必要な場合はUAE入国ビザも手配する。全クラスが対象で、出発12時間前までに同社ウェブサイトの予約管理画面から申し込める。

 マイレージプログラム「エミレーツ・スカイワーズ」でも、会員向けの優遇を実施する。5月1日から8月31日まで、エミレーツとフライドバイ(FDB/FZ)の利用者を対象に、上級会員資格の取得条件を引き下げる。ボーナス・ティアマイルも付与する。

 機内では、エンターテインメントシステム「ice」で映画やテレビ番組、音楽、ポッドキャスト、ゲームなど6500チャンネル以上を用意している。機内通信では、米SpaceXが提供する低軌道衛星を使う高速通信サービス「Starlink(スターリンク)」を28機で提供しており、高速インターネット接続を利用できる。

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