日本航空(JAL/JL、9201)は4月28日、カスタマーハラスメント対応に関する周知動画を同社をはじめ国内の航空各社が加盟する業界団体「定期航空協会(定航協、鳥取三津子会長)」と共同制作したと発表した。労働施策総合推進法などの一部改正を10月に控え、航空業界でも従業員の心身の安全確保と安全運航の堅持が課題となる中、業界一丸で毅然と対応する姿勢を明確にする。

JALと定航協が共同制作したカスハラ対応周知動画(同社提供)
動画には「お客さま・従業員双方が互いを思いやり、尊重し合うことで温かな関係を築き、共に“やさしい空の旅”を創っていきたい」という想いを込めたという。業務に支障を及ぼす行為や暴言、SNSなどでの誹謗中傷といった、具体的な9つの類型を示している。
JALグループでは、今回の動画を活用し、該当行為を明示することで、社員を孤立させることなく組織的にバックアップする。航空業界全体で連携してこの想いを発信し、全てのお客さまに安全・安心な空の旅を提供できるよう、カスハラには毅然と対応する。
空港では5月1日から、機内では6月1日から順次動画を流す。羽田、成田、新千歳、伊丹、福岡、那覇の各空港、機内は国際線と国内線が対象になる。
カスハラ対応動画、JALが定航協と共同制作 5/1から空港、機内は6/1から #カスハラ [1]https://t.co/GsiSrZ3dnj [2]
JALと国内航空各社が加盟する定航協がカスハラ対応周知動画を共同制作。 pic.twitter.com/suueRbj7W3 [3]
— Aviation Wire (@Aviation_Wire) April 28, 2026 [4]
関連リンク
日本航空 [5]
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