関西3空港を運営する関西エアポート(KAP)は4月7日、関西空港第1ターミナル(T1)リノベーションの最終段階「フェーズ4」で整備した国際線新商業エリアを、6月2日に開業すると発表した。2021年5月の着工から約5年にわたって進めてきたT1リノベーション工事は、すべての工程が完了する。

拡張後の関空T1国際線新商業エリア(イメージ、KAP提供)
新商業エリアは、2023年12月に運用を始めた国際線出国エリアを南北に拡張した新区画で、飲食8店舗、物販16店舗の計24店舗が出店。国際線エリア中央部の面積は、リノベーション前の約1.6倍になる。
新店舗は、モンクレールとジェントルモンスターが国内空港に初出店。飲食では、和食専門フードコート「和食 washoku」が国内空港に初めて出店し、和定食、天ぷら、親子丼・鶏料理、ラーメンの4店が入る。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルショップ「ユニバーサル・スタジオ・ストア」も、国内空港に初出店する。
T1リノベーションは「国際線キャパシティの強化」「エアサイドエリアの充実」「旅客体験の向上」を基本コンセプトに進めてきた。2022年10月にフェーズ1として新国内線エリア、2023年12月にフェーズ2として新国際線エリア、大阪・関西万博開幕前の2025年3月にフェーズ3として保安検査場の集約や入国審査場のリニューアル、新ラウンジ開業など主要機能が完成しており、今回の新商業エリア開業で全面改修を終える。
KAPはLCC(低コスト航空会社)が乗り入れるターミナル2(T2)もリノベーションし、国内線エリアを4月1日にオープンさせた。

拡張後の関空T1国際線新商業エリア(イメージ、KAP提供)

拡張後の関空T1国際線新商業エリア(イメージ、KAP提供)

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