福岡空港で1月7日午後9時35分ごろ、日本航空(JAL/JL、9201)の羽田行きJL332便(ボーイング787-8型機、登録記号JA848J)が出発後、滑走路手前の誘導路で前脚の右タイヤが航空灯火に接触し、損傷した。この影響で、羽田行き最終の同便は欠航となり、ほぼ満席の乗客289人(幼児1人含む)は福岡のホテルに宿泊し、8日の同社便や他社便に振り替えとなった。

福岡空港の誘導路E11に進入するJAL羽田行きJL332便の1月7日午後10時34分ごろの位置情報(Flightradar24から、実際の位置とは誤差がある場合があります)

JALの787-8国内線仕様機(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
JL332便は乗客289人と乗員11人(パイロット3人、客室乗務員8人)の計300人を乗せ、午後9時8分(定刻同10分)に福岡の6番スポット(駐機場)から出発。離陸に使用する第1滑走路(RWY34R)へ進入する手前の誘導路(E11)で、端に設置された航空灯火「エッジライト」に前脚の右タイヤが接触した。羽田には午後10時40分に到着予定だったが欠航となり、午後10時58分に福岡の10番スポットへ戻った。
当該機は787-8の国内線仕様機(E21仕様、3クラス291席)。JALによると、タイヤに軽度の損傷があったものの、ほかの部位に損傷はなかったという。当該機はタイヤ交換が終わり、フェリーフライト(回航便)のJL4192便として福岡を出発し、羽田には午後0時12分ごろ戻る見込み。
この影響で、787-8で運航予定だった今朝の羽田発福岡行きJL305便は、国際線機材の777-300ER(W84、4クラス244席、JA733J)で運航するなど、機材繰りに影響が出ている。
福岡では、2024年5月10日にJALの羽田行きJL312便(787-8、JA847J)が滑走路手前の誘導路上で停止し、JALグループのジェイエア(JAR/XM)が運航する松山行きJL3595便(エンブラエル170、JA214J)が離陸を中止するトラブルがあった。国土交通省航空局(JCAB)によると、航空法が定める「重大インシデント」には該当しない事例だった。
2024年5月の事案
・福岡空港、JAL機が滑走路接近しジェイエア機が離陸中止 [3](24年5月13日)
機内の動画(YouTube Aviation Wireチャンネル [4])
・JAL 787-8 国内線仕様 JA846J お披露目 [5]
写真特集・JAL 787国内線仕様機
(1)1便6席のファーストクラス [6]
(2)クラスJも個人用モニター・電源完備 [7]
(3)普通席も全席モニターと電源完備 [8]
(4)ギャレー配置工夫で座席数最大化 [9]
写真特集・JAL 11代目CA新制服と主要機材
(5)普通席もモニターと電源完備 787-8国内線仕様機 [10]