関西空港を運営する関西エアポート(KAP)は9月19日、リノベーション工事を進めている第1ターミナル(T1)の商業エリアに新たに出店する店舗が決定したと発表した。国際線出国エリアに、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)のオフィシャルショップを含む新規23店舗が出店する。2026年夏のオープンを計画しており、2021年から進めてきたT1のリノベーションがすべて終了する。

拡張後の関空T1国際線新商業エリア(イメージ、KAP提供)
新たにオープンする商業エリアは、2階のターミナル中央にある「プラザエリア」の南北に拡張。各種ブランドブティックが出店するほか、フードコートやお菓子売り場を拡大し、出発直前の利用客のニーズに対応する。出店するのは飲食7店舗、物販16店舗の計23店舗で、ブランドブティックは英バーバリーやスペインのロエベ、フランス発祥のモンクレールなどが出店。USJのオフィシャルショップは国内空港初出店となる。
T1のリニューアルは4つのフェーズに分けて進めており、今回の商業エリア開業はフェーズ4にあたる。リニューアルは現在フェーズ3の「グランドオープン」まで完了。フェーズ1にあたる国内線の新エリアは2022年10月に、フェーズ2にあたる出国審査場の中央集約などは2023年12月に、それぞれオープンした。
グランドオープンとなったフェーズ3は今年3月27日で、入国審査場や保安検査場のほか、到着免税店などの主要機能が出そろい、4月13日に開幕した大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)に間に合わせた。

拡張後の関空T1国際線新商業エリア(イメージ、KAP提供)

拡張後の関空T1国際線新商業エリア(イメージ、KAP提供)

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