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ANAのDash8、伊丹で翼端同士接触 松山行きと福岡発

 伊丹空港で2月1日午前10時すぎ、全日本空輸(ANA/NH)の伊丹発松山行きNH1637便(デ・ハビランド・カナダDash 8-400〔旧称ボンバルディアQ400〕、登録記号JA850A)と、福岡発伊丹行きNH422便(同、JA855A)の右翼端同士がスポット(駐機場)で接触した。乗客乗員にけがはなく、NH1637便は機材を変更(同、JA841A)し、定刻から1時間26分遅れの午前11時31分に再出発した。

伊丹空港で右翼端同士が接触したANAウイングスが運航するDash 8-400の同型機(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 接触したのは、いずれもANAウイングス(AKX/EH)が運航するターボプロップ(プロペラ)機のDash 8-400(1クラス74席)。スポットを出て一時停止していたNH1637便と、着陸後にスポットへ進入してきたNH422便の右翼端同士が接触した。

 乗客数はNH1637便が69人(幼児1人含む)、NH422便が65人(幼児なし)。NH1637便が再出発時は、予定が合わない乗客が1人降りたため68人(幼児1人含む)になった。

 接触した原因は現在調査中で、1日はこの影響で伊丹発着10便が欠航。ANAの出発と到着5便ずつが欠航した。

関連リンク
全日本空輸 [1]
ANAウイングス [2]
伊丹空港 [3]

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