ZIPAIR（ジップエア、TZP/ZG）は8月3日、成田－マニラ線の冬ダイヤ（10月29日から24年3月30日）の航空券販売を始めた。現在と同様、冬ダイヤも週7往復（1日1往復）運航する。
成田－マニラ線を冬ダイヤも毎日運航するZIPAIR。写真は就航初日にマニラ行き初便を見送る西田社長ら＝23年7月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
運航スケジュールは、マニラ行きZG95便が成田を午前8時55分に出発し、午後1時5分着。成田行きZG96便は午後2時35分にマニラを出発して、午後7時45分に到着する。機材はボーイング787-8型機で、座席数は2クラス290席（ZIP Full-Flat 18席、Standard 272席）となる。
片道運賃は、フルフラットシートを採用した「ZIP Full-Flat（ジップ・フルフラット）」が4万5000円から、エコノミークラス「Standard Value」が1万3500円から、6歳以下の「U6 Standard Value」が5000円定額。燃油サーチャージの設定はないが、空港の旅客施設使用料（PSFC）などが別途必要になる。
ZIPAIRは、日本航空（JAL/JL、9201）傘下の中長距離国際線LCC（低コスト航空会社）。現在は成田－バンコク、ソウル（仁川）、ハワイのホノルル、シンガポール、ロサンゼルス、サンノゼ、サンフランシスコ、マニラの国際線8路線を運航しており、マニラ線は7月1日に就航した。
関連リンク
ZIPAIR [1]
6月にサンフランシスコ、7月にマニラ就航
・ZIPAIR、マニラ就航 成田から1万円台、フルフラットは4万円から [2]（23年7月1日）
・ZIPAIR、サンフランシスコ就航 成田で一番遅い米本土行き [3]（23年6月2日）
初の通期黒字
ZIPAIR、初の黒字化 23年3月期は純利益22億円 [4]（23年7月12日）
初の新造機・特別塗装機
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ZIPAIR搭乗記・サーチャージなしで経費削減
前編 片道3万円でバンコクへ [6]
後編 バンコクまでネット無料 [7]
番外編 フルフラットシートで片道10万円 [8]
特集・ZIPAIR西田社長に聞く中長距離LCCの勝ちどころ
（1）「この値段だったら」のお客様増える [9]
（2）貨物だけで初便就航「考えたこともなかった」 [10]
（終）「エアラインの常識は世間の非常識」 [11]
機内の動画（YouTube Aviation Wireチャンネル [12]）
・ZIPAIR 787-8 JA822J機内公開 フルフラットシートも [13]
写真特集・ZIPAIR 787-8の機内
（1）フルフラット上級席ZIP Full-Flatは長時間も快適 [14]
（2）個人用モニターなし、タブレット置きと電源完備のレカロ製普通席 [15]
（3）LCC初のウォシュレット付きトイレ [16]