新潟空港を拠点に就航を目指す「TOKI AIR（トキエア）」は4月13日、新潟と札幌の丘珠空港との間で実施している路線訓練飛行について、同日の訓練を仙台空港に変更すると発表した。同社では丘珠周辺の風の影響を避けるため、と説明している。
丘珠空港を離陸するトキエアのATR72-600＝23年4月9日 PHOTO: Shota DOKI/Aviation Wire
13日は新潟－仙台間を2往復する見通し。運航スケジュールは、新潟を午前11時に出発し、仙台に午前11時40分着。同55分に出発して午後0時45分に新潟へ到着後、午後1時30分に出発。仙台には午後2時10分に到着して同25分に出発し、午後3時10分に新潟へ戻る。
路線訓練飛行は、6月30日に計画している新潟－丘珠間の定期便就航前に同じ環境で実施する訓練飛行で、3カ月程度を予定しており、初日の9日は新潟－丘珠間を2往復して訓練を終えた。トキエアは、仏ATR製ターボプロップ（プロペラ）機ATR72-600型機をリースで2機導入しており、路線訓練飛行には2号機（登録記号JA02QQ）を使用している。
仙台へは2路線目として、年内の就航を目指している。
＊その後、新潟－丘珠間の訓練飛行に変更。1往復運航するようです（23年4月13日 17:25JST追記）
4/13の訓練スケジュール（予定）
新潟（11:00）→仙台（11:40/11:55）→新潟（12:45/13:30）→仙台（14:10/14:25）→新潟（15:10）
4/13の訓練スケジュール（変更後）
新潟（14:00）→丘珠（15:40/16:10）→新潟（17:55）
訓練計画見直し
・トキエア、訓練計画見直し 4/16以降も函館使わず新潟－丘珠で [3]（23年4月11日）
丘珠に初飛来
・トキエア、初日は新潟－札幌丘珠2往復 6月末就航へ訓練開始 [4]（23年4月10日）
・トキエア、札幌丘珠に初飛来 路線訓練飛行スタート [5]（23年4月9日）
訓練計画発表
・トキエア、路線訓練飛行の計画変更 初日は新潟－丘珠2往復 [6]（23年4月7日）
・トキエア、丘珠で路線訓練飛行 4/9から3カ月間 [7]（23年4月6日）
6/30就航へ
・トキエア、新潟－丘珠6/30就航へ 国交省からAOC取得 [8]（23年3月31日）
2号機
・トキエア、2号機が新潟空港へ到着 [9]（23年3月17日）
・ピーチA321LR 3号機やトキエア2号機が新規登録 国交省航空機登録23年1月分 [10]（23年2月12日）
・トキエア、2号機JA02QQが耐空証明書取得 初のカーゴフレックス仕様 [11]（23年1月28日）
・トキエア、2号機が那覇到着へ 新潟には1月末 [12]（23年1月17日）
トキエア
・トキエアのATR72、新潟空港へ到着 制服もお披露目 [13]（22年11月5日）
・トキエア、ATR72受領 23年就航目標、県議会が融資懸念も [14]（22年10月11日）
・トキエア、ATRと10年間の整備契約 新潟県は11億円融資へ [15]（22年9月23日）