日本航空（JAL/JL、9201）は2月13日、廃棄予定の工具を調理器具「鉄製コッヘル」にアップサイクルした「JAL整備ツールコッヘル」の限定販売を始めた。
廃棄予定のウォーターポンププライヤーをアップサイクルしたJALの鉄製コッヘル（同社提供）
整備士の発案で、廃棄予定だった「ウォーターポンププライヤー」を、キャンプや登山などで使う携帯用の小型調理器具であるコッヘルに作り替えた。ウォーターポンププライヤーは、水回りなどの配管のナットを固定するために使う工具で、航空機の整備では整備に使う器材へのホース取り付けなどに使用されているという。
価格は11万円で、6個限定の受注生産。コッヘルの部分は、金属造形作家の小林淳一郎氏が熱間鍛造技法で手作りし、取手となるウォーターポンププライヤーを接合して、漆焼付塗装で仕上げた。すべて手作りのため、製作期間は2-3カ月程度を予定している。
商品には廃棄予定だった未使用の航空機の座席生地を使った巾着が付属し、JALのロゴがレーザープリントされたオリジナルの木箱に入れて届ける。
申し込みは通販サイト「JALブランドコミュニケーションストア」からで、受付期間は2月13日から3月12日まで。
廃棄予定のウォーターポンププライヤーをアップサイクルしたJALの鉄製コッヘル（同社提供）
廃棄予定のウォーターポンププライヤー（同社提供）
廃棄予定のウォーターポンププライヤーをアップサイクルしたJALの鉄製コッヘル（同社提供）
廃棄予定のウォーターポンププライヤーをアップサイクルしたJALの鉄製コッヘル（同社提供）
廃棄予定のウォーターポンププライヤーをアップサイクルしたJALの鉄製コッヘル（同社提供）
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