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JAL、ハワイ島コナ・グアム8月に2年ぶり再開 ホノルルも大幅増便

 日本航空(JAL/JL、9201)は5月26日、成田-コナ(ハワイ島)線とグアム線の運航を8月から約2年3カ月ぶりに再開すると発表した。8月はホノルル路線も増便し、行動制限の緩和で拡大が予想される夏季需要に応じる。

成田-コナ線・グアム線を8月に再開するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 コナ線とグアム線は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で2020年3月末の運航を最後に運休。8月の運航再開により、成田-コナ線は火曜と木曜、土曜の週3往復運航し、2日のコナ発は運休して3日に運航する。グアム線は木曜と日曜の週2往復で、13日と15日、9月19日は運航し、9月18日は運休する。

 コナ線の運航スケジュールは、コナ行きJL770便が成田を午後10時に出発し、午前10時50分着。成田行きJL779便は午後0時50分にコナを出発して、翌日午後4時35分に到着する。

 グアム線の運航スケジュールは、グアム行きJL941便は成田を午前9時30分に出発し、午後2時15分着。成田行きJL942便は午後4時50分に出発して、午後7時35分に到着する。

 いずれも機材はボーイング767-300ER型機で、座席数は2クラス199席。ビジネスクラスはフルフラットシートで24席、エコノミークラスは175席となる(機内の写真特集はこちら [1])。

フルフラットにした767のビジネスクラスシート=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 増便するホノルル路線は、8月1日から31日までは羽田と成田合わせて週21往復(1日3往復)以上運航するほか、5月時点で運休中の関西線と中部線も再開する。また、JALが100%出資する中長距離LCCのZIPAIR(ジップエア、TZP/ZG)も成田-ホノルル線を週7往復(1日1往復)運航する。

 羽田-ホノルル線は現在JL74/73便が週3往復だが、8月は週7往復に増便した上で、運休中のJL72/71便を週7往復で再開し、合わせて週14往復(1日2往復)運航する。

 成田-ホノルル線は現在JL784/783が週6往復だが、8月は週7往復に増便した上で、ホノルル行きJL8786便を5日間(8/5、13、19、24、31)、成田行きJL8785便を3日間(8/4、12、18)運航する。

 運休中の関西-ホノルル線は、ホノルル行きJL792便を14日間(8/2、4、6、7、9、10、11、14、16、18、21、25、27、28)、関西行きJL791便を15日間(8/1、3、5、6、8、9、10、13、15、17、20、24、26、27、31)運航する。

 同じく運休中の中部-ホノルル線は、ホノルル行きJL794便を8日間(8/1、3、8、12、15、17、20、26)、中部行きJL793便を7日間(8/2、7、11、14、16、19、25)運航する。

 成田-グアム線は9月30日まで運航が決まっているが、ハワイ路線は9月1日以降の運航スケジュールが決まり次第発表する。

 また、ホノルルやコナのツアー商品の販売も再開する。

*パリ線デイリー化など7-9月の国際線計画はこちら [2]

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