ANA、鬼滅の刃2号機お披露目　剣士9人描き3/26就航

　全日本空輸（ANA/NH）を中核とするANAグループは3月24日、テレビアニメ「鬼滅の刃」の特別デザイン機の2号機となる「鬼滅の刃じぇっと -弐-」（ボーイング767-300ER型機、登録記号JA608A）を那覇空港でお披露目した。26日の羽田午前7時発広島行きNH671便が定期便初便で、前日25日には成田発着で遊覧飛行も実施する。

　2号機には「柱（はしら）」と呼ばれる9人の剣士をデザイン。デカールの大きさは今年1月に就航した最初の特別デザイン機「鬼滅の刃じぇっと -壱-」（767-300ER、JA616A）と同じで、上下2分割、前後30分割の片面60枚、両面120枚を使用。絵柄の大きさは横32メートル、高さ3メートルで、8日間かけて貼り付けた。

　貼付作業は、那覇空港にある整備会社MRO Japan（MROジャパン）の格納庫で実施。同社はANAホールディングス（ANAHD、9202）などが出資しており、伊丹空港から2018年に那覇へ移転した。

　国内線機材で座席数は2クラス270席（プレミアムクラス10席、普通席260席）。客室乗務員は禰豆子の着物をイメージしたエプロンを着用し、機内では炭治郎が羽織る市松模様をデザインしたヘッドレストカバーや、キャラクターによる機内アナウンスなどのサービスを実施する。

　羽田発着の広島線のほか、松山と伊丹の各線にも投入。就航翌日の3月27日から4月10日までは固定スケジュールで運航し、3路線1往復ずつ導入する。11日以降は便を固定せず、全路線・便の投入する。

　定期便投入前日の3月25日には、成田発着の遊覧飛行にも投入。NH2020便として成田を午後1時30分ごろ出発し、1時間30分遊覧する。その後午後3時30分ごろに成田へ戻る。機内ではアニメに登場した牛鍋弁当を提供するほか、オリジナルの搭乗証明書や記念品のメンコなどをプレゼントする。

　ANAグループは鬼滅の刃とのタイアップを2021年12月1日からスタート。炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助をデザインした初号機は、1月31日に国内線定期便に就航した。

＊写真特集はこちら ^[1]。
＊写真は5枚（運航スケジュールは写真下に掲載）。

運航スケジュール（3/27から4/10まで）
羽田－広島
NH671 羽田（07:00）→広島（08:25）
NH674 広島（09:05）→羽田（10:25）

羽田－松山
NH589 羽田（12:10）→松山（13:40）
NH592 松山（14:35）→羽田（16:00）

羽田－伊丹
NH35 羽田（17:00）→伊丹（18:10）
NH38 伊丹（19:00）→羽田（20:15）

関連リンク
鬼滅の刃×ANA 想いをつなげ、絆のツバサ。 ^[2]（ANA）
鬼滅の刃 ^[3]
全日本空輸 ^[4]

写真特集・ANA鬼滅の刃じぇっと -弐-
・「柱」9人の剣士描く ^[1]

2号機
・ANA、鬼滅の刃デザイン2号機　3/26就航、剣士9人描く ^[5]（22年2月16日）

初号機
・ANA鬼滅の刃じぇっと、羽田から初便出発　オリジナルメモ帳プレゼント ^[6]（22年1月31日）
・ANA鬼滅の刃じぇっと、成田発着で遊覧飛行 ^[7]（22年1月30日）
・ANA、鬼滅の刃じぇっと公開　31日定期便就航、前日に遊覧チャーター ^[8]（22年1月29日）

動画（YouTube Aviation Wireチャンネル ^[9]）
・ANA「鬼滅の刃じぇっと -壱-」遊覧フライトが成田から離陸 ^[10]

写真特集・ANA鬼滅の刃じぇっと -壱-
・左右異なるデザインで炭治郎ら描く ^[11]

鬼滅の刃
・ANA、鬼滅の刃デザイン機1/31就航　前日に遊覧飛行も ^[12]（21年12月20日）
・ANA、鬼滅の刃デザイン機のステンレスボトル　乗客限定販売も ^[13]（21年12月15日）
・ANA、機内で「鬼滅の刃」紙コップとメンコ　12月から国内線 ^[14]（21年11月30日）
・ANA、鬼滅の刃とコラボ　特別デザイン機1月から ^[15]（21年11月15日）