- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

737MAX、アラジェットが20機発注 ドミニカ新ULCC

 ボーイングは現地時間3月14日、ドミニカ共和国の新航空会社アラジェット(DWI/DM)が737 MAXを20機発注したと発表した。15機追加発注できるオプションも契約に含まれ、既存のリース契約と合わせると最大40機の737 MAXを運航することになる。

アラジェットが発注した737-8-200のイメージイラスト(ボーイング提供)

 アラジェットはドミニカの首都サントドミンゴを拠点とするULCC(超低コスト航空会社)で、最初の機体はGriffin Global Asset Managementからリースされた737-8(737 MAX 8、登録記号HI1026)で、3月初旬に引き渡された。737 MAXの航続距離を生かし、米国本土やブラジル、コロンビアなどへ就航する見込み。

 ボーイングによると、今回の契約は737-8のLCC向け200席クラス仕様の737-8-200(旧称737 MAX 200)になるという。アラジェットの就航で、ドミニカに約4000人の雇用をもたらすとしている。

関連リンク
Arajet [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

カタール航空、737MAXを最大50機導入へ A321neo全機キャンセルで [4](22年2月1日)
アレジアント航空、737MAX最大100機発注 737-7と737-8-200 [5](22年1月6日)
米投資会社777パートナーズ、737MAXを30機追加発注 [6](21年12月8日)
737MAX、印新興LCCから72機受注 200席仕様も [7](21年11月17日)
ライアンエア、737MAX10交渉不成立 ボーイングと価格に開き [8](21年9月9日)
アラスカ航空、737MAXを12機追加導入 オプション行使、確定発注93機に [9](21年8月17日)
ユナイテッド航空、737MAXとA321neo計270機発注 [10](21年6月29日)
737MAX、5月中旬から納入再開 [11](21年5月25日)