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カタール空軍向けF-15QAがロールアウト

 ボーイングは現地時間8月25日、カタール空軍(QEAF)向け最新戦闘機F-15QAのロールアウト(完成披露)と命名式を同軍や米空軍とともに米セントルイスで開催した。第1陣は引き渡し前のパイロット訓練後、今年後半にカタールへフェリー(回航)される見通し。

セントルイスでお披露目されるカタール空軍向けF-15QA(ボーイング提供)

 F-15QAは、フライ・バイ・ワイヤ方式の飛行制御や大画面を用いたデジタルコックピット、最新のセンサー、レーダー、電子戦能力などを採用。昨年4月に初飛行した。今年3月から米空軍への引き渡しが始まった最新複座戦闘機F-15EX「イーグルII」にもっとも近いF-15の派生型となる。

 ボーイングは、2024年までカタールのアル・ウデイド航空基地にカタール空軍用の乗員・整備訓練センターを設置・運営し、F-15QAが納入された後はカタール国内での予備品・物流支援も行う。F-15QAは36機製造される。

セントルイスでお披露目されるカタール空軍向けF-15QA(ボーイング提供)

セントルイスでお披露目されるカタール空軍向けF-15QA(ボーイング提供)

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U.S. Air Force [1]
F-15EX [2](Boeing)

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