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仙台空港、民営化5周年で記念フェア フライトタグのプレゼントも

 7月1日で民営化5周年を迎えた仙台空港で、飲食店や物販店の「アニバーサリーフェア」が始まった。14日までで、1日に総額5000円以上の買い物をした人にはオリジナルのフライトタグをプレゼントする。

1日に総額5000円以上の買い物をした人にプレゼントする仙台空港オリジナルのフライトタグ(同空港提供)

 空港内の各店で、5周年にちなんだ商品やメニューを販売。伊達の牛たん本舗では、「プレミアム牛たんカレーセット」を5並びの1555円(税込)で提供するほか、催事エリアでは東北初や仙台空港初となるスイーツなどをそろえる。

 記念のフライトタグは、空港を運営する仙台国際空港会社の社員がデザインから手掛けた。仙台空港のイメージカラーであるブルーを取り入れ、ターミナルの特徴的な屋根をモチーフにデザインした。1日に合計5000円以上(税込)の買い物をした人が対象で、1人1つの配布となる。

 仙台空港は2016年7月1日に、国管理空港では初めて民営化された。従来は滑走路などを国、ターミナルビルを自治体などが出資する第三セクターのビル会社が運営してきたが、管制とCIQ(税関・出入国管理・検疫)を除き民営化した。

 運営する仙台国際空港会社は東急グループが54%、前田建設工業(1824)が30%、豊田通商(8015)が16%出資。2015年12月に国と30年間の契約を結んだ。2021年度から2025年度までの中期経営計画では、2022年度の黒字化を経て2025年度には営業利益4億4500万円、純利益3億9800万円を目指す。

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仙台国際空港 [1]

仙台空港
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