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JAL、22年度も新卒採用見送り パイロットと障がい者枠は実施

 日本航空(JAL/JL、9201)は2月25日、2022年度新卒者の採用を一部を除き見送ると発表した。自社養成パイロット訓練生と企画職の障がい者採用は実施する。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、国際線を中心に事業規模を大幅に縮小するため。

22年度も新卒採用を見送るJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2022年度のパイロット訓練生と障がい者採用の人数は、3月以降に発表予定。JALは2021年度も両職種を除き新卒採用を見送っており、当初計画では業務企画職を約110人(事務系約40人、技術系約50人、数理・IT系約20人)、パイロット訓練生を約80人、客室乗務員を約400人を2021年度に採用予定だった。直近で最後に新卒者が入社した2020年度は、グループ34社合計で2315人が入社した。

 グループ会社も2022年度は一部職種を除き、採用を見送る。

関連リンク
日本航空 [1]
JAL採用情報 [2]

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