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ANA国内線、6月は69%減便 運休54路線

 全日本空輸(ANA/NH)は5月21日、国内線の運航計画を追加で見直したと発表した。対象期間は6月1日から30日までで、中国から拡散した新型コロナウイルスのよる需要減退などによるもの。6月は計画していた国内線119路線2万2970便のうち69%にあたる113路線1万5963便が運休や減便となる。

6月の国内線は69%が運休や減便になるANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 期間内すべて運休するのは羽田-関西線(1日6往復)など54路線で、このうち、成田を発着する伊丹や札幌など全7路線は、運休を継続する。

 一部日程で運休するのは10路線で、このうち羽田発着の函館線(1日3往復)と富山線(同4往復)、小松線(同4往復)、山口宇部線(同3往復)などは、15日までは全便が運休。翌16日からは1日1往復のみ運航する。

 減便となるのは、羽田を発着する幹線を含めた49路線。幹線は、1日最大17往復運航する札幌線が同6往復から7往復に、伊丹線(1日15往復)が同6往復から8往復に、それぞれ減便となる。福岡線(同18往復)は同7往復から9往復に、那覇線(同12往復)は同5往復から7往復に減便する。

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