- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ピーチ、国際線全便運休 4月22日まで、国内線も減便

 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は3月25日、国内線と国際線の運航計画を一部変更すると発表した。期間は夏ダイヤ初日の29日から4月23日までで、札幌(新千歳)発着の国内線2路線230便と、台北(桃園)発着の国際線3路線138便の計368便が新たに減便や運休対象になった。中国から拡散した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響によるもの。

4月22日まで国際線全便が運休するピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 国内線は、関西-札幌線と成田-札幌線の2路線で、いずれも29日から4月23日までが対象。通常は1日3-5往復の関西-札幌線は、今回の減便で同2往復に、同7-9往復の成田-札幌線は、減便で同3-4往復になる。

 国際線は、関西-台北線と成田-台北線、那覇-台北線の3路線で、いずれも4月1日から23日までが対象。今回の発表で3路線とも運休となり、国際線は22日まで全便運休となった。

 これまでの発表分と合わせると、2月1日から4月30日までの国際線2972便と国内線932 便の計3904便が運休や減便の対象となる。

関連リンク
ピーチ・アビエーション [1]

ピーチ、台湾全便運休 4月まで、入国制限影響 [2](20年3月18日)
ピーチ、1778便が運休減便 19日から国内際24路線 [3](20年3月16日)
ピーチ、ソウル・上海便の運休拡大 19日から台北復便も [4](20年3月6日)
ピーチ、国際全路線に影響拡大 羽田-台北など11路線一時運休、減便は4路線 [5](20年2月27日)
ピーチ、那覇-香港3月まで運休 関空は減便 [6](20年2月12日)
ピーチ、上海一時運休 関空・羽田、3月まで [7](20年2月5日)