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アラスカ航空、ワンワールド加盟へ 21年夏、アメリカン航空と関係強化

 日本航空(JAL/JL、9201)やアメリカン航空(AAL/AA)などが加盟する航空連合、ワンワールド・アライアンスは現地時間2月13日、米国のアラスカ航空(ASA/AS)が2021年夏までに加盟すると発表した。アラスカ航空の加入により、アメリカン航空と共同で米西海岸からの国際線を強化する。

21年夏までにワンワールドに加盟するアラスカ航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 アラスカ航空は1932年設立。ワシントン州シアトルを本拠地とし、北米を中心に116以上の都市に就航している。JALとは、2016年6月からコードシェアを実施している。アメリカン航空は10月にシアトル-ベンガルール(バンガロール)線を、2021年3月にシアトル-ロンドン線を開設予定で、アラスカ航空と国際線の強化を図る。

 ワンワールドは1999年2月に設立。現在は13社が加盟している。北米ではアメリカン航空、欧州はブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)とフィンエアー(FIN/AY、フィンランド)、イベリア航空(IBE/IB、スペイン)、S7航空(SBI/S7、ロシア)、アジアはJALとキャセイパシフィック航空(CPA/CX、香港)、マレーシア航空(MAS/MH)、カタール航空(QTR/QR)、ロイヤル・ヨルダン航空(RJA/RJ)、スリランカ航空(ALK/UL)、オセアニアはカンタス航空(QFA/QF、豪)、南米はラタム航空(LAN/LA、チリ)がそれぞれ加盟している。4月にはアフリカ初の加盟社として、ロイヤル・エア・モロッコ(RAM/AT)が加わる。

 また2018年12月からは、会員制の新プラットフォーム「ワンワールド・コネクト」を導入。最初のパートナーとなったのはフィジー・エアウェイズ(FJI/FJ)で、ファーストクラスやビジネスクラスの乗客がワンワールド加盟社が運営する空港ラウンジや、優先搭乗制度を利用できるようになる。パートナーになるためには、ワンワールド加盟社が最低3社スポンサーとして支援する必要がある。

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Alaska Airlines [1]
ワンワールド・アライアンス [2]

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