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FDA、15号機が15日就航 ローズピンクのE175、小牧から花巻へ

 フジドリームエアラインズ(FDA/JH)は、15号機となるエンブラエル175(E175)型機(登録記号JA15FJ)を12月15日に就航させる。追加導入する2機のうち1機で、初便は県営名古屋(小牧)発花巻行きJH351便を予定している。

県営名古屋空港に到着したFDAの15号機E175 JA15FJ(エンブラエル提供)

 FDAの機体は1機ごとに色が異なるのが特徴で、9日に小牧へ到着した15号機はローズピンク、もう1機の16号機はバイオレットを選定。16号機は18日に静岡空港へ到着予定で、同社の発注分は全機そろう。

 15号機の仕様は9号機(E175、JA09FJ)から14号機と同じで、座席数は1クラス84席。燃費を5.5%改善する「フューエル・バーン・インプルーブメント(パッケージ2)」が採用され、主翼端のウイングレットが大型化した「ウイングチップ」となり、全幅が従来より2.65メートル広がり、28.65メートルになった。

 エンジンは従来のE175と同じGE製CF34-8Eを搭載し、最大離陸重量は37.5トン、航続距離は約3000キロとなる。

 15日は県営名古屋-花巻線のほか、青森線にも投入予定。静岡発着便には17日から、松本発着便は20日から投入する。

 FDAはE170を3機、E175は15号機を含めて12機の計15機保有し、それぞれに異なる塗装を施している。1号機(E170、JA01FJ)はドリームレッド、2号機(E170、JA02FJ)はライトブルー、3号機(E175、JA03FJ)はピンク、4号機はグリーン、5号機(E175、JA05FJ)はオレンジ、6号機(E175、JA06FJ)はパープル、7号機(E175、JA07FJ)はイエロー、8号機(E175、JA08FJ)はティーグリーン。2015年3月23日に受領した9号機はゴールド、2016年3月9日に受領した10号機(E175、JA10FJ)はシルバー、11号機はグリーン、2018年3月10日に受領した12号機は白色、今年3月25日に小牧に到着した13号機(JA13FJ)はネイビー、6月24日到着の14号機はワインレッドを選定している。

関連リンク
フジドリームエアラインズ [1]
Embraer [2]

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