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JAL初の787国内線仕様機、羽田に到着 27日就航

 日本航空(JAL/JL、9201)が10月27日から羽田-伊丹線に初投入する国内線用ボーイング787-8型機の初号機(登録記号JA846J)が9日、シアトルから羽田空港へ到着した。

羽田に到着したJALの787-8国内線仕様機=19年10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALが国内線仕様の787を就航させるのは初めてで、羽田-伊丹線に1日3往復投入し、主に767-300を置き換える。12月20日からは羽田-福岡線にも拡大し、1日2往復運航する。

 座席数は3クラス291席で、ファーストクラスが6席、クラスJが58席、普通席が227席。シートの基本仕様は、9月1日に就航したエアバスA350-900型機で採用したものを踏襲し、ファーストが2-2-2席配列の1列6席、クラスJが2-3-2席配列の1列7席、普通席が3-3-3席配列の1列9席となる。

 JALは現在、標準型の787-8と長胴型の787-9を国際線に投入している。国内線仕様機は2017年9月21日に、4機発注したことを発表。エンジンは国際線仕様機と同じ米GE製GEnx-1Bを選定した。

羽田に到着したJALの787-8国内線仕様機=19年10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

羽田に着陸するJALのA350-900初号機(手前)とシアトルから到着した787-8国内線仕様機(中央奥)、格納庫内で整備作業中のA350-900 2号機=19年10月9日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
日本航空 [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]

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JAL A350 成田離陸(機内から見たJA01XJ 訓練飛行) [14]
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