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サウスウエスト航空、ニューアーク撤退へ 737MAX停止で収益圧迫

 米国のサウスウエスト航空(SWA/WN)のゲリー・C・ケリーCEO(最高経営責任者)は現地時間7月25日、ニューヨーク近郊のニューアーク・リバティ国際空港への乗り入れを11月3日から停止すると発表した。同社はボーイング737 MAXの運航停止により収益が圧迫しており、ニューアークから撤退することで負担軽減を見込む。

ニューアーク撤退を決定したサウスウエスト航空(同社提供)

 サウスウエスト航空は2011年3月27日に、ニューアークへの乗り入れを開始。当時はシカゴ(ミッドウェー)とセントルイスの2都市のみだった。今年6月27日現在、ニューアークからは2都市のほか、オースチンとボルチモア、デンバー、ナッシュビル、オークランド、オーランド、フェニックス、サンディエゴの計10都市へ就航している。

 ニューアーク撤退により、ニューヨーク都市圏への乗り入れをラガーディア空港へ集約する。ラガーディアからは現在、アトランタやカンザスシティなど13都市へ就航している。

 また、FAA(米国連邦航空局)からの指示により運航停止が続く737 MAXについて、従来は11月2日までとしていた停止期間を、2020年1月5日までに延長する。同社は6月30日現在、737 MAXを34機保有している。

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