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ANA、ベイスターズとスポンサー契約 ハマスタ座席に命名権

 全日本空輸(ANA/NH)は2月20日、プロ野球・横浜DeNAベイスターズとスポンサー契約を締結すると発表した。球場内の一部シートでネーミングライツ(命名権)を取得し、クレジットカード会員向けにグッズ付きの座席を用意する。

内野ファールグラウンドにせり出した横浜スタジアムの3塁側エキサイティングシート(左)=17年6月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 ベイスターズの本拠地・横浜スタジアムの3塁側にある、内野にせり出した「エキサイティングシート」に命名権を設定。3月30日に開幕する公式戦から、全139席を「ANAエキサイティング・シート」とする。

 このうち最前列の4席を、ANAのクレジットカード「ANAカード」会員向けに用意。2人1組、1万5000マイルで提供し、先着順で受け付ける。4席は特典付きで、ANAとベイスターズのオリジナルマフラーや、ベイスターズのロゴ入りボールなどをプレゼントする。

 エキサイティングシートは、内野ファールグラウンドにせり出した座席で、選手や審判の動きを間近に体験でき、ファンの間で人気が高い。各球場で導入が進み、横浜スタジアムでは2013年から、1塁側と3塁側に設置している。

 横浜DeNAベイスターズは長く低迷が続いていたが、ここ数年はチーム力強化に成功し、2017年は19年ぶりに日本シリーズに出場した。また、新たなファンの獲得にも成功。横浜スタジアムの提供座席数の少なさも影響し、ここ数年はチケットの入手が困難な状態が続いている。

内野ファールグラウンドにせり出した横浜スタジアムの3塁側エキサイティングシート(右)=16年5月10日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

横浜スタジアムの3塁側エキサイティングシート(奥)の前を歩く横浜DeNAベイスターズのマスコットキャラクター「DB.スターマン」=17年6月16日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

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全日本空輸 [1]
横浜DeNAベイスターズ [2]

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