伊藤忠商事（8001）の子会社、日本エアロスペースは7月14日、エンブラエルのビジネスジェット部門、エンブラエル・エグゼクティブ・ジェットと日本国内の代理店契約を締結したと発表した。個人や企業などに販売を開始する。
エンブラエルのレガシー500＝16年7月14日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
販売するのは「フェノム」シリーズや「レガシー」シリーズ、などのエンブラエルのビジネスジェット全7機種。最も大型の「リネージュ1000E」は航続距離8519キロで、標準の座席数は13から19席を設定する。最も小型の「フェノム100E」は航続距離2182キロ。4席を設定する。
エンブラエル・エグゼクティブ・ジェットは2005年に設立。これまでに1000機以上を引き渡している。2016年1-3月期（第1四半期）は23機を引き渡した。
関連リンク
Embraer Executive Jets [1]
日本エアロスペース [2]
伊藤忠商事 [3]
エンブラエルのビジネスジェット
・エンブラエル、民間機納入21機 16年1-3月期 [4]（16年4月18日）
・ジャッキー・チェン、レガシー500初受領 中国初の顧客に [5]（16年2月2日）
・エンブラエル、ビジネスジェット「フェノム」500機目納入 [6]（14年6月6日）
各社のビジネスジェット
・ホンダジェット、EASAの型式証明取得 欧州での納入本格化 [7]（16年5月24日）
・エアバス、A350のビジネスジェット ACJ350 XWBローンチ [8]（16年5月24日）
・エアバス、A319neoのビジネスジェット受注 アジア顧客から [9]（16年4月13日）
・ホンダジェット、引き渡し開始 [10]（15年12月24日）
・エアバス、A320neoのビジネスジェット投入 英社から受注 [11]（15年5月20日）
・ボーイング、BBJに燃費改善のウイングレット標準装備 [12]（15年5月19日）
・熊本の400人魅了 写真特集・ホンダジェットのデモ飛行 [13]（15年5月4日）
・ボンバルディア、グローバル5000初納入から10年 [14]（15年4月22日）
各空港で進むビジネスジェットの受入体制
・国交省、羽田でのビジネスジェット受入強化 発着枠2倍に [15]（16年4月25日）
・三菱地所、下地島空港に旅客ターミナル 18年5月開業、LCCやプライベート機誘致 [16]（15年12月28日）
・AGP、成田空港でビジネスジェット洗浄事業 [17]（15年9月14日）
・羽田空港、ビジネスジェット専用施設開業 [18]（14年9月30日）
・成田空港、ビジネスジェット兼用の駐機場増設 A320も対応 [19]（14年9月9日）
ビジネスジェット利用者の意見
・「もう贅沢批判は止めた方がいい」ビジネスジェットは贅沢品か 堀江貴文氏に聞く [20]（14年1月29日）