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ソラシドも輸送支援 熊本地震で

 ソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)は4月16日、14日夜に起きた2016年熊本地震への支援活動を始めた。復興支援に携わる人の無償搭乗や義援金の寄付などを実施する。

復興支援の輸送協力を実施するソラシドエア=16年4月15日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 被災地の復興支援に携わる人の無償搭乗は、18日から5月18日まで受け付ける。搭乗期間は18日から5月31日まで。対象者は、依頼者が日本政府、地方自治体、特定非営利法人ジャパンプラットホーム(JPF)のいずれかで、出発地と到着地がソラシドの就航空港であることが条件となる。事前に同社災害支援者予約窓口(電話0985-89-0125、平日9:00-17:30)への申込が必要。空席状況によっては搭乗できない場合もある。

 救援物資の輸送協力も18日から5月18日まで実施。依頼主と荷受人が日本政府や地方自治体、JPFであるなどの条件がある。対象路線は羽田-宮崎線、那覇-宮崎、鹿児島線で、羽田-熊本線も熊本空港が復旧次第加える予定。また、ソラシドは熊本県を通じて義援金100万円を寄付する。

 国内の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)も、同様の取り組みをすでに始めている。

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