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ANA、15日朝の熊本発便欠航 地震で

 4月14日夜に熊本県で震度7を記録した地震の影響で、全日本空輸(ANA/NH)は15日朝に熊本空港を出発する羽田行きと伊丹行きを欠航する。

*熊本空港が一部再開(現地の様子はこちら [1])。
*15日午前の熊本空港の様子はこちら [2]

熊本市中央区の繁華街でビルから歩道に落下したレンガ=16年4月14日21時47分 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 欠航が決まったのは、午前7時40分に熊本を出発する伊丹行きNH522便と、午前8時40分発の羽田行きNH642便。合わせて260人に影響が出る見通し。両便に乗務予定だったパイロットと客室乗務員が、宿泊を予定していたホテルに入れず、休養が十分取れないため。

 また、羽田を午前8時30分発の熊本行きNH641便と、折り返しとなる熊本午前10時55分発の羽田行きNH644便の機材を大型化。エアバスA320型機(166席)からボーイング777-200型機(405席)に大型化し、利用者を救済する。

 日本航空(JAL/JL、9201)では、熊本を午前7時35分発の羽田行きJL622便は、地震の影響により欠航や遅延が生じる可能性がある。羽田発熊本行きは、午前6時40分発のJL623便、午前8時10分発のJL625便、午前10時10分発のJL627便、午前11時35分発のJL629便の計4便は、午前2時現在、地震の影響により搭乗手続きを中断している。

 熊本を発着するソラシドエア(旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J)と、九州発着便を運航するスカイマーク(SKY/BC)とスターフライヤー(SFJ/7G、9206)は、通常通りの運航を予定している。

 熊本では午前2時現在、強い揺れの余震が続いている。

*熊本空港が一部再開(現地の様子はこちら [1])。
*15日午前の熊本空港の様子はこちら [2]

関連リンク
気象庁 地震情報 [3]
運航の見通し [4](JAL)
運航の見通し [5](ANA)
スカイマーク [6]
運航状況 [7](スターフライヤー)
運航の見通し [8](エア・ドゥ)
運航状況・運航の見通し [9](ソラシド エア)
特別な運航情報について [10](日本トランスオーシャン航空)
特別な運航情報 [11](日本エアコミューター)
運航情報 [12](ピーチ・アビエーション)
ジェットスター・ジャパン [13]
バニラエア [14]
春秋航空日本 [15]

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