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ジャッキー・チェン、レガシー500初受領 中国初の顧客に

 エンブラエルは現地時間2月1日、ビジネスジェット「レガシー500」を香港出身の映画俳優、ジャッキー・チェンさんに引き渡したと発表した。チェンさんは同型機の中国初の顧客となった。

ジャッキー・チェンさんに引き渡したレガシー500(エンブラエル提供)

 レガシー500は最大12人乗りのビジネスジェットで、2012年に初飛行。翌2013年には300時間の飛行試験を終了し、同年5月にスイスのジュネーブで開催されたビジネス航空ショー「EBACE(European Business Aviation Conference&Exhibition)」に出展した。

 初号機は2014年10月、ブラジル人パイロットのマイク・アレクサンダー氏に引き渡した。2015年末までの納入数は、計15機。2014年に3機、2015年に12機を引き渡している。

 飛行距離は3125海里(5788キロメートル)で、東京を出発した場合、プノンペン(カンボジア)やアンカレッジ(米アラスカ州)まで飛行できる。香港からの場合、日本国内全土のほか、ムンバイ(インド)やダーウィン(豪州)までが飛行範囲となる。

 チェンさんは2012年、最大14人乗りのビジネスジェット「レガシー650」を受領。同型機の中国初の顧客となっている。

レガシー500の操縦席から手を振るジャッキー・チェンさん(エンブラエル提供)

レガシー500の機内でくつろぐジャッキー・チェンさん(エンブラエル提供)

関連リンク
Legacy 500 [1](Embraer)
The Official Website of Jackie Chan [2]

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