日本航空(JAL、9201)は12月31日夜、羽田空港国際線ターミナルで出発客に日本の風情を楽しんでもらおうと、大晦日恒例の餅つきを行った。
同社の餅つきは、2010年の国際線ターミナル開業時に社員有志の手で始まった恒例イベントで、6回目を迎えた。餅つきは午後8時から開かれ、黄粉(きなこ)とあんこ2種類の餅300食が、出発客らにふるまわれた。
杵を手にしたのは同社ラグビー部「JAL WINGS」の部員。背番号「20」と「16」のユニフォームを着用した部員が、まもなく訪れる2016年を表した。つきたての餅の前には長蛇の列ができ、植木義晴社長やラグビー部員、空港旅客係員らが配った。
また、国際線ビジネスクラスの機内食を手掛ける山田チカラシェフも参加。現在機内で提供中の「ほうじ茶プリン」を、自ら100食手渡した。
6回目を迎えた餅つきについて、植木社長は「餅つきの“ヨイショ”の掛け声が聞こえると集まっていただける。風物詩として定着してくれれば」と語った。
*植木社長による2015年の振り返りはこちら [1]。
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日本航空 [2]
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