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羽田で第9のフラッシュモブ、JALのCAも参加

 羽田空港国内線第1ターミナルで12月25日夜、総勢210人のオーケストラと合唱団が突然イベント広場に現れてベートーベンの交響曲第9番を演奏するフラッシュ・モブが行われ、航空会社からは日本航空(JAL/JL、9201)のパイロットや客室乗務員、整備士、旅客係員らが参加した。

羽田第1ターミナルでベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラと合唱団=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今回のフラッシュ・モブは、東北地方を支援するチャリティー・イベント。東日本大震災で学校や公民館の楽器が津波で流された、東北の子供たちへ楽器を寄贈するNGO「国境なき子どもたち」の取り組みに賛同する企業や個人が参加した。演奏の前後には、楽器を寄贈するための募金も行われた。

 午後7時50分から始まったフラッシュ・モブは、第1ターミナル2階中央のイベント広場に、ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器、クラリネットやファゴットなどの木管楽器、トランペットやトロンボーンなどの金管楽器、打楽器によるオーケストラの奏者約60人と合唱団約150人が集まり、第9の第4楽章「歓喜の歌」を演奏した。

 演奏メンバーがさまざまな企業から集まっていることや、突発イベントという性格上、会場でリハーサルが出来ないため、ぶっつけ本番で挑んだ。第9の演奏後は、会場には大きな拍手がわき起こった。

 羽田でのフラッシュ・モブは、2012年12月24日以来2回目。前回は国内の航空会社による初のフラッシュ・モブだった。

ベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラと合唱団=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ベートーベンの交響曲第9番を合唱するJALの客室乗務員ら=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラ=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラ=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラ=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラ=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ベートーベンの交響曲第9番を演奏するオーケストラと合唱団=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第9の演奏を終えたオーケストラと合唱団=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

演奏を終え会場を去るオーケストラと合唱団=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

演奏を終え会場を去るオーケストラと合唱団=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

募金活動に参加したJALの客室乗務員(中央)ら=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

第9の合唱に参加したJALのパイロットと客室乗務員、整備士、旅客係員=12月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

関連リンク
日本航空 [1]
NPO法人国境なき子どもたち(KnK) [2]

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