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ANA、欧州線の共同運航拡大 ルフトハンザグループ3社と

 全日本空輸(ANA/NH)は10月16日、欧州路線でコードシェアを拡大すると発表した。ブリュッセルとデュッセルドルフの発着便が対象で、共同事業(JV)を展開するルフトハンザグループ3社と実施する。現地時間10月25日から。

ルフトハンザグループと欧州路線のコードシェアを拡大するANA=15年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ブリュッセル発着は、ブリュッセル航空(BEL/SN)と実施。対象路線は往復が10カ国17都市、片道のみの実施はブリュッセル発が4カ国4都市、ブリュッセル着が8カ国11都市となる。

 往復は独ベルリンとハンブルク、シュツットガルト、仏リヨン、チェコのプラハ、英ロンドン、バーミンガム、マンチェスター、スイスのジュネーブとバーゼル、スペインのバルセロナ、オーストリアのウィーン、デンマークのコペンハーゲン、伊ミラノ、イスラエルのテルアビブで実施する。

 ブリュッセル発はスウェーデンのストックホルムと独ハノーバー、スペインのマドリード、デンマークのビルンが、ブリュッセル着はポルトガルのリスボンと仏ニース、伊ベネチア、ボローニャ、ローマ、トリノ、スペインのマラガ、英エディンバラ、ポーランドのワルシャワ、スウェーデンのヨーテボリ、ノルウェーのオスロが対象となる。

 デュッセルドルフ発着は、ジャーマンウイングス(GWI/4U)とユーロウイングス(EWG/EW)の運航便が対象で、往復が7カ国13都市で実施。片道のみの実施はデュッセルドルフ発が5カ国7都市、デュッセルドルフ着が4カ国4都市となる。

 往復は独ドレスデンとハンブルク、ライプチヒ、ベルリン、オーストリアのウィーン、スイスのジュネーブ、チューリッヒ、英バーミンガム、ロンドン、マンチェスター、チェコのプラハ、伊ミラノ、仏リヨンで実施する。

 デュッセルドルフ発はスペインのバルセロナとマドリード、スウェーデンのストックホルムとヨーテボリ、スイスのバーゼル、独ニュルンベルク、ポーランドのワルシャワが、デュッセルドルフ着は仏パリと伊ベネチア、ルーマニアのブカレスト、スペインのバレンシアが対象となる。

 ANAは冬ダイヤ初日の10月25日から、成田-ブリュッセル線の運航を1日1往復のデイリーで開始。デュッセルドルフ便は成田から1日1往復運航している。両路線とも、ブリュッセル航空など3社とのコードシェアは、現時点で実施しない。

関連リンク
全日本空輸 [1]
Lufthansa Group [2]
Brussels Airlines [3]
Eurowings [4]
Germanwings [5]

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