ボーイングは現地時間9月3日、エミレーツ航空(UAE/EK)に777型機を3機引き渡したと発表した。内訳は777-300ERが2機と777F型貨物機が1機。今回の引き渡しでエミレーツ航空が受領した777は、累計150機となった。
エミレーツ航空は1992年6月、777-200を2機発注。同社向け初号機を1996年6月に受領している。同年10月に受領した3機目の777-200は今年7月に退役。ロゴや塗装などをはがして原状復帰し、ドバイからボストン経由でアリゾナに向かった。
また、2014年10月には100機目となる777-300ERを受領。現在は777-300ERの受注残は46機となっている。
2014年7月には777の後継機「777X」を150機発注。内訳は350から375席の777-8Xが35機、400から425席の777-9Xが115機。生産開始は2017年、初号機の引き渡しは2020年を予定している。
関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]
エミレーツ航空 [3]
・エミレーツ航空、最後の777-200退役 ”白装束”でアリゾナへ [4](15年8月4日)
・数字で見る777-300ER エミレーツ航空に100機目納入 [5](14年11月8日)
・ボーイング、エミレーツ航空に100機目の777-300ER納入 [6](14年10月30日)
・エミレーツ航空、777Xを150機確定発注 [7](14年7月10日)