カンタス航空（QFA/QF）は6月8日、利用客が航空券購入時に支払う燃油特別付加運賃（燃油サーチャージ）を運賃に組み込むと発表した。7月1日以降の予約で、8月1日以降の日本出発分が対象。今後、ほかの国際線路線への拡大を予定している。
燃油サーチャージを運賃に組み込むカンタス航空＝14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
同社ではこれまで、2カ月ごとに燃油サーチャージを改定していた。4月1日から5月31日発券分で、日本発着1区間片道あたり1万500円を徴収している。
7月31日以前の日本出発分と、6月30日以前の発券分は、従来どおり燃油サーチャージを徴収する。
燃油サーチャージの運賃への組み込みは、マレーシア航空（MAS/MH）やニュージーランド航空（ANZ/NZ）なども実施している。
関連リンク
カンタス航空 [1]
・カンタス航空、サーチャージ引き下げ 4-5月発券分 [2]（15年3月19日）
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