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ボーイング、737 MAX 7を5機受注 バンクーバーの新LCCから

 ボーイングは現地時間12月15日、カナダに新設されたLCC(低コスト航空会社)、ジェットラインから737 MAX 7を5機受注したと発表した。カタログ価格で4億3800万ドル(約514億800万円)。同契約には16機の737 MAXの追加購入権を含む。

ジェットラインの737 MAX 7(ボーイング提供)

 737 MAX 7は737-700の後継機で、2クラスで126席仕様。CFMインターナショナル製の新型エンジン「LEAP-1B」を搭載し、燃費を14%以上改善するとしている。航続距離は737-700と比較し、400海里(741キロメートル)延長。3800海里以上を予定している。2019年に引き渡し開始を予定しており、ジェットラインへは2021年に引き渡される予定。

 ジェットラインはカナダのバンクーバーを拠点にする航空会社で、2015年中ごろに運航開始予定。他航空会社と競合しない路線を低価格で提供する方針を打ち出している。

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Boeing [2]
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