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カンタス航空、羽田-シドニー線を8月開設 747-400で

 カンタス航空(QFA/QF)は現地時間12月9日、羽田-シドニー線を2015年8月に開設すると発表した。羽田と豪州を結ぶ直行便は、同社が初めて。成田-ブリスベン線も新設する。

羽田-シドニー線を開設するカンタス航空=13年11月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 機材は羽田-シドニー線がボーイング747-400型機、成田-ブリスベン線がエアバスA330型機。シドニー線は1日1往復、ブリスベン線は週4往復で運航する。

 羽田-シドニー線の運航スケジュールは、午後10時羽田発、シドニー着は翌日午前8時30分。シドニー発は午後8時40分で、羽田着は翌日午前5時30分となっている。

 成田-ブリスベン線は午後8時55分成田発、ブリスベン着は翌日午前6時55分。ブリスベン発は午前11時15分で、成田着は午後7時30分。

 QFAは、豪州発日本行きの旅客数が1年で17%増加したことにともない、路線新設を決定。保有機材を効率的に運航できるようになったことも要因となった。ブリスベン線に加え成田から週3往復、豪州他都市への運航も予定している。

 日本と豪州を結ぶ路線は、QFA系のLCC(低コスト航空会社)であるジェットスター航空(JST/JQ)が、成田-ケアンズ線、ゴールドコースト線、メルボルン線と関西-ケアンズ線を運航。日系の航空会社では、日本航空(JAL/JL、9201)が成田-シドニー線を運航している。JALではかつて、ブリスベンとケアンズ、パース、アデレード、メルボルンにも就航していた。

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