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春秋航空の高松・佐賀-深セン線、上海発着に

 春秋航空(CQH/9C)は、上海経由の高松-深セン線と佐賀-深セン線のうち、両路線の上海-深セン間を運休する。高松線は12月21日から、佐賀線は22日から、それぞれ上海発着に変更する。

高松線と佐賀線の上海-深セン間を運休する春秋航空=14年10月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 深セン空港の混雑により、日本への到着遅延が生じていることから、同区間の運休を決めた。運休後の高松線は火曜と木曜、金曜、日曜の週4往復、佐賀線は月曜と水曜、土曜の週3往復で、運航機材はエアバスA320型機(180席)。運航日程や機材はこれまでと変わらないが、運航スケジュールは変更する。

 21日以降の9C8890便は高松を午後0時40分に出発、上海に午後1時55分に到着する。9C8889便は上海を午前8時50分に出発、高松着は午前11時40分。

 9C8578便は佐賀を午後0時40分に出発、上海には午後1時55分に到着する。9C8577便は上海を午前8時50分に出発、佐賀着は午前11時30分。

 深セン延伸後の9C8890便は、高松空港を午後8時5分に出発していた。同空港を管理する香川県によると、深センから遅れて到着するにより、折り返し便の出発が運用時間の午後10時を超えることもあったという。

 現時点での延伸再開は未定。佐賀県によると、CQHは同県に対して、深センでの早い時間帯でのスロット(発着枠)確保の目処が立てば、2015年夏ダイヤ以降での再開を目指している、と説明したという。

 今年10月からの冬ダイヤで、高松線、佐賀線ともにこれまでの上海線から深センへ延伸して運航していたが、延伸から2カ月で運休することになった。深センへの運航は高松線が19日まで、佐賀線が20日まで。

変更後の運航スケジュール
高松-上海線(運航日:火木金日)
9C8890 高松(12:40)→上海(13:55)
9C8889 上海(08:50)→高松(11:40)

佐賀-上海線(運航日:月水土)
9C8578 佐賀(12:40)→上海(13:55)
9C8577 上海(08:50)→佐賀(11:30)

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