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ANA、ユナイテッド航空と貨物共同事業 15年10月までに

 ANAホールディングス(9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)は11月21日、ユナイテッド航空(UAL/UA)との航空貨物の共同事業(JV)について、国土交通省に独占禁止法適用除外(ATI)を申請した。2015年3月29日から10月24日までの夏ダイヤ期間中の実現を目指す。

ユナイテッド航空との航空貨物JV実現を目指すANA=14年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 日本-米国間の貨物線で、共同運賃の提供や運航スケジュールの最適化を実施。両社は2011年4月から旅客輸送の共同事業を始めており、貨物のJVは今年9月にATIの認可を受けたルフトハンザ・カーゴ(GEC/LH)に次いで2件目となる。

 ANAは今年4月、同社の貨物事業を一体的に受け持つ事業会社ANA Cargo(ANAカーゴ)を設立。ANAの貨物事業室が担当していた企画やマーケティング、販売計画などと、ANAロジスティクサービスが担っていたエアラインセールスや上屋ハンドリング、ソリューション(フォワーディング/ロジスティクス)などの貨物事業を統合。10機あるボーイング767型貨物機の運航以外の業務を、ANAカーゴが引き継いでいる。

関連リンク
全日本空輸 [1]
ANAカーゴ [2]

ANA、ルフトハンザ・カーゴと世界初共同事業 冬ダイヤから [3](14年9月3日)
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