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ANA、15回目の「初日の出フライト」 19日から順次販売

 全日本空輸(ANA/NH)は2015年1月1日、恒例の「初日の出フライト」を実施する。今回で15回目の開催となるもので、羽田から2便、中部から1便を実施する。ANAマイレージクラブ(AMC)会員を対象に販売、発売日はフライトにより異なる。

長野県上空の747から見た初日の出と富士山(写真は前回の様子)=14年1月 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 羽田発着は2便、使用機材はボーイング787-9型機(プレミアム18席、普通席377席、計395席)と777-200ER(プレミアム35席、普通席271席、計306席)で設定した。午前4時30分ごろに羽田に集合し、午前5時35分ごろに出発、初日の出と富士山を遊覧し、午前8時ごろ羽田に帰着する予定。

 中部発着は1便を設定し、使用機材は未定。午前5時ごろに中部に集合し、午前6時ごろに出発、初日の出と富士山を遊覧し、午前7時45分ごろ中部に帰着する予定。

 羽田発着787-9設定便は11月19日、777-200ER設定便は20日、中部発着便は21日のぞれぞれ午前10時から販売開始。それぞれ2人分の料金は羽田発着で窓側の席を含むAコースがプレミアム10万円、普通席9万円。窓側の席を含まないBコースがプレミアム7万円、普通席6万円。中部発着は窓側の席を含む設定で8万5000円。機内では軽食を提供、搭乗証明書と年号入りバームクーヘン、枡酒(未成年者にはジュース)の土産を用意する。

 ANAの初日の出フライトは2001年に開始。2014年のフライトは、3月31日に退役した747-400D(登録番号JA8961)で実施した。中部からのフライトは今回で3回目。

初日の出フライトの料金(すべて2人分)
羽田発着
・プレミアムAコース(窓側の席を含む) 100,000円
・プレミアムBコース(窓側の席を含まない)  70,000円
・普通席利用Aコース(窓側の席を含む)  90,000円
・普通席利用Bコース(窓側の席を含まない)  60,000円

中部発着
・普通席利用コース(窓側の席を含む)  85,000円

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