ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション（ALC）は現地時間7月14日、発注中のボーイング787型機30機に搭載するエンジンを、GEアビエーション社製「GEnx-1B」に決定したと発表した。カタログ価格で14億ドル（約1422億円）以上。
787のエンジンをGEnx-1Bに決定したALC（ボーイング提供）
767型機やエアバスA330型機などに搭載する「CF6」と比較し、燃費は15％向上し、窒素酸化物（NOx）排出量は55％削減できる。騒音は約40％カットした。
エンジンの開発にはIHI（7013）やスウェーデンのGKNエアロスペース・エンジン/システム、仏スネクマ、独MTUアエロエンジンズなども参画する。
関連リンク
Air Lease Corporation [1]
GE Aviation [2]
・IHI、777Xの「GE9X」エンジン参画 低圧タービン部品など [3]（14年7月15日）