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スカイマーク、A380導入最大6カ月延期も 内装品遅れや仕様変更で

 スカイマーク(SKY/BC、9204)の西久保愼一社長は6月13日、国内の航空会社で初導入となるエアバスA380型機について、受領が最大6カ月延期になる見通しであると明らかにした。

4月に初飛行したスカイマークのA380初号機=14年4月 PHOTO: P. Masclet, Master Films/Airbus

 SKYは今年10月から11月ごろにA380を受領する予定だったが、ギャレー(厨房設備)やシートの不具合による納入遅れや仕様変更で、予定よりも2.5カ月から6カ月程度ずれ込む見込み。

 同社初の国際線定期便となる成田-ニューヨーク線の就航は、12月下旬から2015年1月を予定していた。機体の受領遅延に伴い、最大で2015年夏ごろまで就航が先送りとなる可能性がある。

 A380は6機を確定発注済みで、2017年までに全機を受領する計画。西久保社長は「契約内容に変更はない。恐らく6機導入することになるだろう」との見通しを示した。

 A380については、7月上旬にも説明する場を設けるという。

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