日本航空(JAL/JL、9201)の2026年9月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比7.3%減の60万7409人で、4カ月連続で前年同月を下回った。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は1.8%減の43億1885万6000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は8.5%減の33億9000万2000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は5.8ポイント低下し78.5%だった。

9月の利用率が国際線78.5%、国内線87.7%だったJAL=26年9月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が0.7%減の323万7028人で、6カ月連続で前年同月割れ。ASKは1.9%減の28億3239万3000座席キロ、RPKは0.7%減の24億8478万7000人キロ、L/Fは1.0ポイント上昇し87.7%となった。
—記事の概要—
・国際線
・国内線
・貨物郵便
・運航状況
国際線
5方面ある国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、ハワイ・グアムの89.6%(前年同月比1.8ポイント上昇)だった。一方、最も低かったのは東南アジア・オセアニアで73.9%(11.0ポイント低下)だった。
旅客数は5方面すべてで前年同月を下回った。このうち減少率が最も低かった東アジアは、前年同月比2.9%減の17万8923人だった。最も減少した欧州・中東は19.8%減の5万5056人だった。
国内線
国内線のうち羽田発着の幹線4路線のL/Fは、那覇線の93.5%(前年同月比0.2ポイント上昇)が最も高く、最低だったのは福岡線の85.8%(0.5ポイント低下)だった。
旅客数は伊丹線のみ前年を下回った。上回った3路線のうち最も増加したのは札幌(新千歳)線で、8.2%増の32万5040人。唯一の前年割れとなった伊丹線は10.9%減の19万8766人だった。
貨物郵便
貨物郵便の輸送実績は、国際は貨物が5万2164トン(4.5%増)、郵便が930トン(3.2%増)。国内は貨物が2万7551トン(1.3%増)、郵便が2237トン(4.8%増)だった。
運航状況
JALグループ旅客全体の運航状況は、国際線が運航率99.0%(前年同月99.7%)、定時出発率79.0%(80.7%)だった。国内線は運航率98.2%(98.6%)、定時出発率81.0%(81.9%)となった。
関連リンク
日本航空 [1]
・JAL、国際線旅客3.1%減386万人 利用率82.8%=26年度上期 [2](26年10月29日)
・JAL国際線、旅客3カ月連続前年割れ 利用率81.2%=8月実績 [3](26年9月30日)