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JAL、発達障がいの中高生らに国際線体験会 羽田で12/6、出入国審査も

 日本航空(JAL/JL、9201)は10月27日、発達障がいなどで航空旅行に不安を感じる中高生の生徒と保護者を対象に、国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」を12月6日に羽田空港第3ターミナルで開催すると発表した。同ターミナルを運営する東京国際空港ターミナル(TIAT)や出入国関連機関などと連携し、搭乗手続きや出入国審査などを実際の空港で模擬体験する。JALによると、国際線搭乗を想定したプログラムは本邦初という。

国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」で体験するチェックインカウンター(JAL提供)

 体験会では、ハワイへの旅行を想定し、チェックインカウンターでの搭乗券の発券や手荷物の預け方、保安検査場での機内持ち込み手荷物のルール確認、ボディースキャナーの通過などを体験する。出国審査でのパスポート提示や搭乗ゲートの通過に加え、入国審査や動植物検疫、税関検査など、国際線の利用に必要な手続きの流れを学ぶ。

 機内には入らないが、搭乗口では客室乗務員によるドリンクサービスや、機内での過ごし方に関するアドバイスも予定している。体験会は、空港内の実際の手続きルートを巡り、本物の設備を使って実施するという。

 参加費は無料で、中高生とその保護者を合わせて10組20人を募集する。午前11時から午後1時30分までの第1部と、午前11時30分から午後2時までの第2部を設け、各回5組10人が参加する。応募はJALウェブサイトの特設ページで、11月12日まで受け付ける。

 体験会にはTIATのほか、東京税関羽田税関支署、東京出入国在留管理局羽田空港支局、動物検疫所羽田空港支所、横浜植物防疫所羽田空港支所、航空保安検査などを手掛けるジェイ・エス・エス、教育サービス企業のGrow-Sが参加する。

 JALグループは2022年から、発達障がいのある利用者らを対象に、空港や機内での過ごし方を事前に体験できる取り組みを続けている。今回の国際線向け体験会は、従来の国内線搭乗を想定した体験会の参加者から要望が多く寄せられたことを受けて企画した。開催日は、毎年12月3日から9日までの「障害者週間」に合わせた。JALグループは、体験会の継続・発展に向け、JALマイレージバンク(JMB)会員からチャリティマイルによる支援も募っている。

国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」で体験する保安検査場(JAL提供)

国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」で体験する出入国審査(JAL提供)

国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」で体験する搭乗口(JAL提供)

国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」で体験する動植物検疫(JAL提供)

国際線搭乗を想定した「空の旅体験会」で体験する税関検査(JAL提供)

関連リンク
子どもの夢応援マイル2026(はじめての空を応援する) [1](JAL)
日本航空 [2]
東京国際空港ターミナル [3]
東京出入国在留管理局 [4]
東京税関 [5]
動物検疫所 [6]
植物防疫所 [7]
ジェイ・エス・エス [8]
Grow-S [9]

・JAL、障がい者にQ&A形式のハンドブック 不安解消で旅行後押し [10](25年5月30日)
・羽田空港、出発前に気分静めるスペース 障がい者向けに設置 [11](20年12月2日)