ボーイングは現地時間9月15日(日本時間16日)、米空軍の次世代制空戦闘機「F-47」について、開発が「引き続き前進している」と公式X(旧Twitter)に投稿した。F-47は、2028年に初飛行を計画している。

世界初の第6世代戦闘機となるF-47のイメージ(米空軍提供)
F-47は、米空軍が進める「NGADファミリー・オブ・システムズ」の中核を担う次世代制空戦闘機。米空軍は2025年3月に、F-47の「エンジニアリング・製造・開発(EMD)」段階の契約をボーイングに発注し、開発が正式に始動した。
米空軍によると、F-47は次世代ステルスやセンサーフュージョン、長距離打撃能力を備える戦闘機として設計され、将来の技術革新にも対応できるモジュラー設計を採用する。米空軍は2025年3月、開発に先立つ5年間に実験機「Xプレーン」が数百時間飛行したと説明している。既報では、ステルス性や自律運用、長距離能力などの検証を進めてきた。
EMD段階では、F-47の各要素を成熟、統合、試験し、評価用に少数の試験機を製造。契約には初期低率生産(LRIP)のオプションも含まれる。最初のF-47の製造は2025年9月に始まっており、2028年の初飛行を予定している。今年7月にはF-47がEMD段階に入ったとし、現政権中に飛行させるとしている。
ボーイングは、空軍や宇宙軍、防衛企業が参加するAFAの「2026 Air, Space & Cyber Conference」の会期中にXへ投稿。カンファレンスはメリーランド州ナショナルハーバーで9月14日から16日まで開かれている。
AFAの会期中には、米空軍が有人戦闘機と連携する無人の協調型戦闘機(CCA)のFQ-42を「Vengeance(ヴェンジェンス)」、FQ-44を「Fury(フューリー)」と正式に命名。ロッキード・マーチンも、先進開発部門「スカンクワークス」が開発するCCA「Vectis(ヴェクティス)」の実物大模型を初公開している。
関連リンク
U.S. Air Force [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]
・米空軍、無人協調型戦闘機500機を2032年までに FQ-42とFQ-44命名 [4](26年9月15日)
米空軍の次世代戦闘機「NGAD」F-47、ボーイングが開発 世界初の第6世代機 [5](25年3月22日)