全日本空輸(ANA/NH)とサウジアラビアの新興航空会社リヤド航空(RXI/RX)は8月18日、コードシェア(共同運航)やインターライン(連携運送)、マイレージ連携など包括的な提携の検討に向けた覚書(MoU)を締結したと発表した。リヤド経由で中東・アフリカへ、東京(羽田・成田)経由でANAの国内線へ乗り継げるネットワークの構築などを検討する。

パートナーシップ強化を目的とした覚書を締結するANAの平澤寿一社長(左)とリヤド航空のトニー・ダグラスCEO(ANAの資料から)

パリ航空ショーに地上展示されるリヤド航空の787-9=23年6月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
コードシェアは、リヤドから中東・アフリカ各都市へ向かう路線や、東京からANAの日本国内線へ乗り継ぐ路線などを想定。アジアなどの主要空港を経由してリヤドへ向かう路線も対象として協議を進める。具体的な対象路線や開始時期は明らかにしていない。
インターライン契約では、1枚の航空券で両社便を乗り継げるようにする契約の締結を検討し、手荷物を最終目的地まで預けられる取り扱いも目指す。マイレージプログラムでは、相手航空会社への搭乗によるマイル積算や、特典航空券の相互利用などを検討する。いずれも開始時期や具体的な利用条件は明らかにしていない。
リヤド航空は、サウジアラビアの政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」が完全所有するFSC(フルサービス航空会社)で、2023年3月に設立。2025年10月26日に最初の路線となるリヤド-ロンドン線を開設した。2030年までに世界100都市以上を結ぶことを目標としている。
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